手帳を持つということ

使ってみるとハマります

スケジュール管理といえば手帳だと考えている人はとても多い。事実、これだけ技術革新が起きようと昔ながらのアナログなやり方だと揶揄されることも多い紙で自身のスケジュールを記載する方法は多くの人に気に入られています。筆者もそうだが、ここ最近は紙で管理する習慣から遠ざかっているものの、学生時代は自身のスケジュール管理は手帳で行っていた。どうしてかと言われると意味はある、別に格好を付けたかったからという安直なものではない。一番に来る理由としては、自分の手で記載することにより見て書いて覚えられる、というのがあるからだ。ただこの時見た情報を間違えて認識して書いてしまっていたら元も子もない、というよりも実際にそんなミスを自分はもちろん他人がしているところを見ているからです。

社会人になればスケジュール管理は自己責任になりますが、学生にしたってそれは変わりません。いつまでも親がこの日までにあれをしておきなさい、きちんとそれはやったのかと、言われているようではままなりません。実際に親任せ、なんて人もいそうだから将来が不安だ。指摘するなら偉い人達が秘書にスケジュール管理させているのはどうなんだ、などといってくる人もいるかと思いますが、それとこれとは話は別でしょう。私用なら自分で把握していることも大事ですが、企業のトップともなれば日々の行動過程は秒単位で考えていかなくてはならない。そこまでになると個人でどうこうなるものではないため、スケジュール管理をする補佐役はどうしても必要だ。

ここで言いたいのはあくまで自分のスケジュール管理についてです。そして管理する上で使っていきたいのが紙の手帳と、筆者はおすすめしておきたい。どうして今時紙でなければいけないのかと疑問に思っている方々にも知ってもらいたい、紙の手帳の良さを紹介していこう。

ビジネスパーソンだけが使用するものではない

現在筆者は紙の手帳からは遠ざかっているものの、まだ社会人として自立する前の学生時代から手帳を活用していた。恐らく一番最初に使い始めたのは高校生くらいからになる。この時期に社会勉強兼お小遣い稼ぎをするためにアルバイトをしていたが、ある時シフトを勘違いして遅刻をしたことがあった。当然怒られてしまい、自分の見て覚えた情報ほど当てにならないと痛感したものです。それなら携帯のスケジュール機能で管理すればいいかとなるかもしれませんが、基本学校に携帯などの端末持ち込みはNGだ。そうなるとアルバイトの出勤管理をどうしたものかと考えた結果、手帳を使うという結論に達したのです。

手帳というとどうしても社会人、バリバリに働いている人たちが使用するものだと考えている人は少なからず多い。格好つけているだけ、大した予定もないくせに使用する意味もないだろうと、そう侮蔑してくる人もきっといるはず。そこまでのことは流石に考えていなかったが、管理し始めていくと今日は何時から出勤かと即座に確認できるところが非常にやりやすかった。ここ数年は紙の手帳の使用からは遠ざかっているものの、手帳を使っていた期間は最長で8年は使い続けていたものです。

学生が持つものではない、なんて考えの方が割と古いのかもしれません。無論予定がないと手帳を使う機会も中々恵まれないため、縁遠いという人もいると思います。ただ実際に使いはじめると学生は学生で、学校の予定を書いていけるので使いやすさ的には社会人とさほど差は生まれないことだけは言っておこう。

今のご時世で考える手帳の需要

ただ今の時代、スマホやタブレットを始めとした高機能端末の登場によってスケジュール管理もよりスマートにするのが先駆的、なんてフレーズがあるくらいだ。紙の手帳なんて使用しているなんてアナログ過ぎて前時代的だ、などと嘲笑してくる人もいます。そういう人は自分が先進的で、紙で記載している人のことを後進的だと蔑んでいるのかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

実はある統計では紙の手帳の方が使いやすいと答えている人の割合は、決して低くないのです。

  • スマホで管理:24.1%
  • 手帳で管理:38.3%
  • どちらも使用:37.6%

この数字を見てもらうと分かるように、手帳を使用している人の割合は全体の4割近くとなっており、スマホのみで管理している人というのは2割半となっているのだ。逆にどちらも使用していると答えた人の割合も決して低くないので、使い方によって色々とどんな情報をどちらに記載するかを区別している人が多いのかもしれません。

紙の手帳が愛されている理由

便利な機能が沢山搭載されている端末を使用しているのに、どうして事細かい日常の情報をスマホなどに入力しておかないのだろうという人もいるでしょうが、そこはそれだ。人によって使いやすさを意識したアイテム活用は異なるもの、自分がこれが良いと思ったやり方を貫き通すことで生まれるものもあります。言うなれば自己流のアレンジとも言える部分まで開発・昇華していると、手帳使いも端末よりも紙のほうが便利だと考えるようになるからだ。

では主にどんな理由で紙の手帳を使用しているのか、その理由を調べてみると大部分で集まった中で主要な要因となったのは3つになる。

紙の手帳に拘るのは
  • 1.図や絵などを自由に入れられ、見やすくわかりやすく管理できるから
  • 2.重要な情報は大きな文字で、瑣末な情報は小さい文字と、文字の大小でスケジュール情報を管理できるから
  • 3.日々の情報だけでなく、様々な自分に必要な情報を記入できるから
何でもない情報の有効性

手帳というと、その中に書かなければならないのは仕事に関する情報だけかというと、意外とそうでもありません。人によっては手帳の中に仕事で大事な情報が書かれている事もあれば、それこそスーパーの特売日で買おうとしている買い物表が記載されているかもしれない。そんなプライベート過ぎる情報なんているかと、そういってくる人もいるでしょうが重要だから書いてあるのだ。このご時世にいつにどんなものが安くて、いつまで安いのかを調べるのは大事なことだ。

家計のやりくりなんて手帳に記すべきではないなどとのたまう人もいるでしょうが、そういう人ほど専業で主婦あるいは主夫をしている人たちに喧嘩を売っている事になる。手帳の使い方は十人十色、この点はキチンと覚えておこう。

手帳の良さとして

紙の手帳はこれからも需要を伸ばし続けるだろう、そう筆者は考えている。百貨店などへ足を運べば売り場こそ些か縮小したかもしれないが、それでも時期の移り目には毎年新作の手帳が売りだされているので足しげ似通っている人もいるはずだ。今年はどんなタイプの手帳が販売されているのか、何が主流となるのか、そんな楽しみを持っている人もいるのではないでしょうか。手帳なんて古臭くてヤダ、自分は忙しいアピールでナルシストっぽいと偏見を持っている人もいるのかもしれませんが、そんな事関係ないだろう。

必要だから使う、シンプルな理由で使っていれば正直他人の目などどうでも良いのです。何が重要かといえば、やはり日々自身のスケジュールをきちんと管理できているかどうか、その一点に尽きる。